勝田駐屯地 創立67周年記念行事 其の二

　さて、前回は戦闘訓練展示をご紹介しましたが、今回はその直後に現れた素晴らしい光景の数々をご紹介致します。

まずは設置した架橋を丁寧に丁寧にお掃除する自衛官さんのショット。竹ぼうきは自衛隊車輌にとてもよく似合うアイテムです。

こちらは訓練展示で草むらの役割を演じたオブジェの撤収シーン。このオブジェ、紙創りさんのバラキューダや各種植物素材で再現出来そうです。ウズウズ。

　さらにここから、訓練展示を行ったグラウンドを地ならしする為に、最高にイカシた車輌達が集い始めます！

　三菱重工業のモーターグレーダが登場。式典中の行進以外で間近に見るのは初めてです。

イマイチ、車輌の構造や、どうやって地ならしをするのか分かっていなかった私ですが、実際に見ることで数多の謎がとけました。とても面白い車輌ですね。

お次は、これまた実働シーンを初めて見ました。川崎重工業のマカダム式ローラ。相当年期の入った車輌らしく、ところどころにサビが浮き、オリ－ブドラブ色は褪色しまくりです。カッコイイ！

　　　　　手作業と並行して地ならしをする光景。ジオラマのネタにもってこい。

　　　　　　　　　　そしてそして、私が驚愕したのはこちらの車輌

　　　　　　　　来ましたよォー！酒井重工業のSW652-1ですよォー！

その精悍な外見から、一部のマニアに人気の高い（？）この車輌。自衛隊に数年前から配備が始まったという情報を耳にはしていましたが、こんなにも近くで実働する姿を見られる機会に恵まれるとは、全く以て予想外！

これでもかという程に、地面はペタンコに。流石はPKO派遣での活動に、称賛の誉れ高き自衛隊・施設科部隊のお仕事です。

　この車輌達が稼働していた約15分間を眺めていられただけでも、遠方からの交通費分を補って余りある、貴重な時間を過ごせたと断言出来ます。これがあるから駐屯地祭探訪の旅はやめられませんね。